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FX計算ツール

スワップ・ファンディング裁定計算ツール

海外FXのスワップと無期限先物DEXのファンディングレートを組み合わせたときの収益を計算できます。FX業者同士、FX業者とDEX、DEX同士のどの組み合わせにも使え、保有期間の収益とコスト、損益分岐日数、年率がすぐにわかります。やり方はスワップアービトラージとは?で解説しています。

取引1
取引2

期間の純利益

+19,752円

取引1の受け払い0円
取引2の受け払い+22,752円
往復コスト−3,000円
1日あたりの収益+758円
損益分岐日数約4.0日
年率(証拠金に対して)92.3%

今のレートが続いた場合の目安です。年率はコストを含まずに計算しています。

計算式

FX業者のスワップ

スワップの受け払い = 1日あたりのスワップ × スワップがかかる回数

スワップは、ロールオーバーの時刻(多くの業者で日本時間の朝6時、冬時間は7時)にポジションを持っているときだけかかります。

DEXのファンディング

ファンディングの受け払い = ポジション金額 × 1時間あたりのレート × 保有時間

レートがプラスなら売り(ショート)が受け取り、マイナスなら買い(ロング)が受け取ります。

純利益と損益分岐日数

純利益 = 取引1の受け払い + 取引2の受け払い − 往復コスト

損益分岐日数 = 往復コスト ÷ 1日あたりの収益

損益分岐日数より長く持つほど、コストを回収したあとの収益が積み上がっていきます。

計算例

いずれもレートは説明のための仮の数字です。

例1:スワップフリー口座でゴールドを買い、DEXで売る(30日保有)

  • 取引1:スワップフリー口座でゴールドを買い(スワップ0円)
  • 取引2:DEXで同じ量を売り、ファンディング+0.002%/時間を受け取る
  • ポジション金額158万円、往復コスト3,000円、証拠金の合計30万円
  • 1日あたりの収益:1,580,000円 × 0.002% × 24時間 = 758円
  • 30日の純利益:758円 × 30日 − 3,000円 = 約+19,750円(損益分岐は約4日)

例2:ロールオーバー前に決済して、ファンディングだけを受け取る

  • DEXで売り、ファンディング+0.01%/時間を18時間受け取る
  • FX業者側はロールオーバーの前に決済するので、スワップは0回
  • ファンディング:1,580,000円 × 0.01% × 18時間 = 2,844円
  • 往復コスト2,000円を引いた純利益:+844円

ファンディングが高いときは短時間でも収益になりますが、スプレッドと手数料で利益の大半が消えることもあるので、コストの見積もりが大切です。

例3:FX業者同士でスワップを受け取る(30日保有)

  • 取引1:スワップを受け取れる側で1ロット(1日+1,800円)
  • 取引2:別の業者のスワップフリー口座で反対の取引(スワップ0円)
  • 30日の純利益:1,800円 × 30回 − 往復コスト2,000円 = +52,000円

業者によってはこの取引を利用規約で禁止しているため、事前の確認が欠かせません。

用語解説

裁定取引(アービトラージ)

同じものの価格や条件の差を利用して、値動きのリスクを抑えながら利益を狙う取引です。

スワップフリー口座

スワップがかからない口座です。XMTradingのKIWAMI極口座のように、主要通貨ペアやゴールドでスワップがかからない口座があります。

ロールオーバー

FX業者でポジションを翌日に持ち越す処理です。この時刻にポジションを持っているとスワップがかかります。

ファンディングレート

無期限先物の価格を現物に近づけるため、買い手と売り手のあいだでやり取りされるお金です。詳しくはファンディングレートとは?をご覧ください。

よくある質問

スワップ・ファンディングの裁定取引とは何ですか?

同じ銘柄で買いと売りを別々の口座・取引所で持ち、値動きの損益を打ち消しながら、スワップやファンディングの受け取りだけを狙う取引です。片方がスワップフリー口座なら、もう片方で受け取る分がそのまま収益になります。

スワップがかかる回数はどう入力すればいいですか?

FX業者のスワップは、ロールオーバーの時刻にポジションを持っていると1回かかります。多くの業者では週に1日(水曜日など)3日分がまとめてかかるため、1週間保有すると通常7回分です。ロールオーバー前に決済する場合は0回です。

ファンディングレートの「1時間あたり」はどう調べますか?

Hyperliquid・Lighterは1時間あたりで表示されます。Nadoは24時間あたりで表示されるので24で割り、AsterやedgeXは精算間隔(4時間・8時間など)あたりなので、その時間数で割って入力してください。詳しくはファンディングレートとは?で解説しています。

計算結果どおりに利益が出ますか?

ファンディングレートは1時間ごとに変わり、マイナスに転じることもあります。スワップも業者が変更することがあります。このツールの結果は「今のレートが続いた場合」の目安として使ってください。

どの業者でもこの取引をしてよいですか?

業者によっては、スワップフリー口座を使った裁定取引や、他社との両建てを利用規約で禁止しています。違反すると利益の取り消しや口座の凍結につながるため、必ず利用規約を確認してから行いましょう。