本文へスキップ
goodtrading_
メニュー
Fintrixのロゴ

Fintrix Markets(フィントリックス)の評判は?口座タイプ・スプレッド・ボーナスを徹底検証

最終更新:2026年10月19日データ確認日:2026年10月19日執筆:佐伯 健太

目次

Fintrix Markets(フィントリックス)は、大手FX業者ペッパーストーンの元幹部3名が率いる新しい海外FX業者です。「Trust in execution(約定への信頼)」を掲げ、出金スピードや約定速度、ゴールドの平均スプレッドを毎月数字で公開しているのが大きな特徴です。

日本ではまだほとんど紹介されていない業者ですが、取引条件はすでに大手と比べても見劣りしません。この記事では、15年以上トレードを続けてきた私たちの視点で、Fintrix Marketsの良い点と注意点をまとめました。数値は2026年10月時点のものです。

Fintrix Marketsとは?基本情報

Fintrix Marketsは、2022年からモーリシャスで営業していたAksys Global Marketsを、オーストラリアの新しい経営グループが2025年7月に買収し、同年10月に改称して生まれたブランドです(出典:Finance Magnates)。買収後は、取引インフラや入出金の仕組みを大きく刷新しています。

Fintrix Markets公式サイトのトップページ。「Trust in execution」の見出しと、最大レバレッジ1000倍・20ミリ秒未満の約定・1,300以上の銘柄、毎月の出金スピードや平均スプレッドの実績が表示されている

経営陣は、いずれも大手FX業者の出身です(出典:Fintrix Markets 会社概要)。

名前 役職 経歴
Gordon Buchanan 創業者・CEO ペッパーストーンの元CFO(最高財務責任者)。公認会計士
Peter Spanos 創業者・取締役 IG・CMCマーケッツ・ペッパーストーン・GO Marketsでリスク管理を担当
Scott Redford 創業者・取締役 IG・ペッパーストーンで営業・ディーリング・リスク管理を担当

社員は50名以上、拠点は8か所で、タイ・マレーシア・台湾など東南アジアを中心に顧客を増やしています。

データ確認日:2026年10月19日
運営会社・ライセンスFintrix Markets Ltd(旧Aksys Global Markets Ltd)(FSC(モーリシャス金融サービス委員会) GB22200883)
設立2022年
日本居住者の口座開設可能
最大レバレッジ1,000倍
スプレッド(ドル円・目安)スタンダード1.0〜/ゼロ0.0〜+往復7ドル
最低入金額0ドル相当
ゼロカット公表なし
ボーナスあり
仮想通貨での入出金あり
取引プラットフォームMT4 / MT5 / ウェブトレーダー / コピートレード
ロスカット水準証拠金維持率25%(セント口座は20%)
口座の基本通貨米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル
取扱銘柄1,300以上(FX100通貨ペア以上)

実績を毎月公開している

Fintrix Marketsの最大の特徴が、取引環境の実績を毎月公開していることです。数値が良くても悪くても公開すると宣言しており、前月の数値も並べて掲載しています(出典:2026年9月の実績)。

項目 2026年9月 2026年8月
1時間以内に完了した出金の割合 79.9% 74.2%
平均約定時間 3.63ミリ秒 5.60ミリ秒
ゼロ口座のゴールド平均スプレッド 10.70セント 12.22セント
MT4で取引している顧客の割合 22.4% 15.7%

出金の約8割が1時間以内に完了しているのは、海外FX業者の中でもかなり速い水準です。こうした数字を自ら公開している業者はまだ少なく、運営の透明性を重視する人には安心材料になります。

Fintrix Marketsの安全性・信頼性

モーリシャスFSCのライセンスを保有

運営会社のFintrix Markets Ltdは、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)のライセンス(GB22200883)を持っています(出典:Fintrix Markets 規制情報)。XMTradingのグループ会社も持つ、海外FX業者では一般的なライセンスです。

金融庁の警告リストには掲載されていない

Fintrix Marketsは日本の金融庁には登録していませんが、2026年10月時点で金融庁の無登録業者の警告リストには掲載されていません。日本で知られている海外FX業者の多くが警告を受けている中では、珍しい状況です。

資金の管理と保険

  • 資金管理:顧客の資金は、会社の資金とは別の信託口座で管理されています
  • 顧客資金保険:会社が破綻した場合に備えて、総額100万ドルの保険に加入しています(Howden経由、Arch Insuranceが引受)
  • 紛争解決:トラブルの際は、モーリシャスの金融オンブズマン(Office of the Ombudsperson for Financial Services)に申し立てることができます

日本から使える?

Fintrix Marketsの利用制限国は米国とベルギーなどで、日本は含まれていません。ただし、現時点では日本向けのサービスは用意されていない点は知っておきましょう。

  • 言語:公式サイトとサポートは英語・中国語・韓国語・タイ語などで、日本語には対応していません
  • 口座の通貨:米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドルから選びます。円口座はありません
  • 入出金:国内銀行送金はなく、仮想通貨(USDT・USDC)、カード、Apple Pay・Google Payなどを使います

英語のサイトでも、口座開設や入出金の手順はシンプルです。米ドル口座で取引し、仮想通貨で入出金すれば、為替手数料も抑えられます。

口座タイプの比較

口座タイプは3種類です(出典:Fintrix Markets 口座タイプ)。

項目 スタンダード ゼロ セント
最低入金額 0ドル 0ドル 10ドル
最小スプレッド 1.0pips〜 0.0pips〜 1.0pips〜
取引手数料 なし 片道3.5ドル(往復7ドル)※FX・貴金属 なし
最大レバレッジ 1,000倍 1,000倍 1,000倍
ロスカット水準 25% 25% 20%
1ロット 10万通貨 10万通貨 1,000通貨
取扱銘柄 すべて すべて FX・貴金属・ビットコイン
ボーナス 対象 対象外 対象
  • スタンダード口座:手数料がかからない基本の口座。ボーナスの対象
  • ゼロ口座:スプレッドが狭く、別途手数料がかかる口座。公式サイトでも一番人気とされています
  • セント口座:1ロット1,000通貨の少額向けの口座

口座の通貨は開設後に変更できないため、最初に選んでおきましょう。デモ口座(10万ドルの仮想資金)もあります。

スプレッドと取引コスト

ゴールドはゼロ口座が低コスト

Fintrix Marketsが平均値を公開しているのは、ゼロ口座のゴールドです。2026年9月の平均は10.70セントで、1ロット(100オンス)あたりのコストは次のとおりです。

項目 金額
スプレッド(平均10.70セント×100オンス) 10.70ドル
取引手数料(往復) 7ドル
合計 17.70ドル(約2,800円)

ゴールドを中心に取引するなら、ゼロ口座は有力な選択肢です。

ドル円1ロットのコスト

ドル円の平均スプレッドは公表されていないため、当サイトが2026年10月19日に確認したゼロ口座の実際のスプレッドと、スタンダード口座の最小スプレッドで比べます(1ドル=158円で計算)。

口座 スプレッド 手数料 1ロットあたりのコスト
スタンダード 1.0pips〜 なし 約1,000円〜
ゼロ 0.1pips(確認時) 往復7ドル(約1,106円) 約1,206円

円口座がないため、ドル円ではゼロ口座の手数料が割高になり、スタンダード口座とのコストの差は大きくありません。ゼロ口座が特に有利なのは、ゴールドやユーロドルなどです。

スワップとその他の費用

  • スワップ:市場の金利に連動して毎日かかります。数値は取引プラットフォームで確認できます
  • 入出金手数料:Fintrix側は無料で、決済会社の手数料も負担してくれます。銀行送金の中継銀行の手数料は自己負担です
  • 口座維持手数料:90日間取引がないと、月20ドルがかかります。使わない口座の残高は出金しておきましょう

レバレッジとロスカット

最大レバレッジ

最大レバレッジは1,000倍です。口座開設時は500倍が初期設定で、マイページから1,000倍に変更できます。銘柄ごとの上限は次のとおりです。

銘柄 最大レバレッジ
FXの主要通貨ペア 1,000倍
ゴールド・シルバー 1,000倍
株価指数(日経225・ナスダック100など) 400倍
原油 200倍
仮想通貨 50倍
株式 10倍

残高に応じてレバレッジが下がる仕組みは公表されていません。ただし、市場の開閉の前後や決算発表の前後などは、新規ポジションの証拠金率が変更される場合があります。

ロスカット水準

スタンダード・ゼロ口座は証拠金維持率95%でマージンコール、25%でロスカットです。セント口座は90%・20%です。損失の大きいポジションから順に決済されます。

ゼロカットについては、公式サイトでは特に案内されていません。ロスカット水準に余裕を持たせて、無理のないレバレッジで取引しましょう。

ボーナス・キャンペーン

Fintrix Marketsには、入金ボーナスと、取引量に応じた現金のキャッシュバックがあります(出典:Fintrix Markets プロモーション)。どちらもスタンダード口座とセント口座が対象で、同時に使えるプロモーションは1つまでです。

10%入金ボーナス

  • 金額:入金額の10%の取引ボーナス、上限2,000ドル
  • 条件:本人確認とメール認証の完了後に付与
  • 注意点:ボーナス自体は出金できず、付与から30日で失効します。ボーナスで得た利益は条件付きで出金できます

100%キャッシュリワード

入金額と取引量に応じて、入金額と同じ額の現金を受け取れるキャンペーンです。

入金額 必要な取引量 受け取れる現金
88ドル 30ロット 88ドル
188ドル 65ロット 188ドル
888ドル 300ロット 888ドル
1,500ドル 600ロット 1,500ドル
2,888ドル 1,250ロット 2,888ドル+iPhone 17
  • 参加方法:マイページ(Fintrix Hub)で参加を申し込んでから入金します
  • 対象の取引:FXとゴールドで、3分以上保有した取引
  • 期間:最初の入金から30日以内(申請で60日まで延長可能)
  • 受け取り:条件達成後にサポートへ申請すると、5〜10営業日で取引口座に現金が入金されます

1ロットあたりに換算すると約2.3〜3ドル、ドル円なら0.4〜0.5pips分のコストが戻る計算です。現金で受け取れるので、出金しても消えません。

取引プラットフォームと銘柄

プラットフォーム 特徴
MT5 すべての銘柄に対応。株式はMT5のみ
MT4 2025年の改称後に追加。FX・ゴールドなどを取引できる
ウェブトレーダー MT4・MT5のブラウザ版。インストール不要
Fintrix Social Trading 他のトレーダーの取引をコピーできるコピートレード
  • TradingView・VPS:現時点では提供していません
  • マイページ(Fintrix Hub):2026年7月に新しくなり、口座管理や入出金、プロモーションの申し込みができます
種類 主な銘柄
FX 100通貨ペア以上
貴金属 ゴールド(XAUUSD・XAUJPYなど)・シルバー・プラチナ・パラジウム
株価指数 日経225・ナスダック100・ダウなど約18銘柄
商品 原油・コーヒー・カカオ・砂糖など
株式・ETF 米国株500銘柄以上(時間外取引にも対応)など
仮想通貨 ビットコイン・イーサリアム・ソラナ・XRPなど(24時間取引可能)

Fintrix Marketsのメリット

大手出身の経営陣が運営している

CEOはペッパーストーンの元CFO、取締役もIGやペッパーストーンでリスク管理を担当してきた人物です。経営陣の名前と経歴を公開している点も、新しい業者としては安心材料です。

出金が速く、実績を毎月公開している

2026年9月は出金の79.9%が1時間以内に完了しました。出金スピードや約定速度を毎月数字で公開しており、取引環境を客観的に判断できます。

ゴールドの取引コストが安い

ゼロ口座のゴールドは平均10.70セントで、手数料込みでも1ロット約17.7ドルです。ゴールドを頻繁に取引する人には有力な選択肢です。

金融庁の警告リストに載っていない

2026年10月時点で、金融庁の無登録業者の警告リストに掲載されていません。

Fintrix Marketsのデメリット・注意点

日本語に対応していない

公式サイトもサポートも日本語には対応しておらず、円口座や国内銀行送金もありません。英語での手続きに抵抗がある人には向きません。

運営実績が短い

前身のAksys Global Marketsは2022年創業ですが、現在の経営体制になったのは2025年からです。これから実績を積み重ねていく段階の業者です。

スタンダード口座の平均スプレッドは非公開

公開されている平均スプレッドは、ゼロ口座のゴールドだけです。スタンダード口座は最小値(1.0pips〜)しか公表されていません。

休眠口座の手数料

90日間取引がないと、月20ドルの口座維持手数料がかかります。

入金・出金の方法

入出金の手数料はFintrix側はすべて無料です(出典:Fintrix Markets 入出金)。

方法 入金 出金 備考
仮想通貨 即時 即時 USDT・USDCのみ
クレジット・デビットカード 即時 即時〜7営業日 VISA・Mastercard・Amex
Apple Pay・Google Pay 即時 即時 登録したカードを使用
電子ウォレット 即時 即時 国によって利用できる種類が異なる
海外銀行送金 3〜5営業日 3〜5営業日 米ドル・ユーロのみ

出金のルールは次のとおりです。

  1. 入金の前に本人確認を済ませる必要があります
  2. 出金は、カード、電子ウォレット、銀行の順に、入金した方法へ戻すのが原則です
  3. 出金は入金したときの通貨で行われます
  4. 出金できるのは余剰証拠金の70%までで、含み益は決済してから出金します
  5. 申請は通常、当営業日中(時間外は翌営業日)に処理されます

日本から使うなら、USDTかUSDCでの入出金が便利です。国内の取引所ではUSDTを扱っていないため、海外取引所でXRPなどから交換して用意するのが一般的です。手順は海外FXに仮想通貨で入金・出金する方法で解説しています。

Fintrix Marketsの口座開設の流れ

  1. 登録:公式サイトの「Open account」から、個人口座を選んで登録します
  2. 本人確認:マイページ(Fintrix Hub)で、質問に答えたあと、パスポートや運転免許証などの身分証明書とセルフィーをアップロードします。住所が身分証明書に載っていない場合は、公共料金の請求書などの住所確認書類も必要です。審査は数分〜1営業日です
  3. 取引口座の開設:「Add new account」から、MT5かMT4、口座タイプ、レバレッジ(500倍か1,000倍)、口座の通貨を選びます
  4. 入金:キャッシュリワードを使う場合は、入金の前にマイページで参加を申し込みます
  5. 取引開始:メールで届くログイン情報で、MT4・MT5にログインして取引します

他の海外FX業者との比較

当サイトのランキングで比較している主な業者の基本条件です。

業者最大レバレッジドル円スプレッドボーナスゼロカット最低入金額
XM1,000倍2.0(KIWAMI極 0.8)pipsありあり5ドル
HFM無制限1.8(プレミアム)/0.4(KATANA)pipsありあり0ドル
Vantage2,000倍1.5〜2.5(スタンダード)/ECN 0.39+往復900円ありあり50ドル
IC Markets5,000倍スタンダード0.8〜/Raw 0.0〜+往復7ドルありあり0ドル
TitanFX2,000倍1.33(スタンダード平均)/ブレード0.33+往復720円なしあり0ドル
Axon無制限スタンダード1.5〜/Raw 0.4+往復6ドルありあり10ドル
Fintrix1,000倍スタンダード1.0〜/ゼロ0.0〜+往復7ドルあり公表なし0ドル

ゴールドのコストと出金スピードを重視するならFintrix Marketsが有力です。日本語サポートや円口座を重視するなら、ランキング1位のXMTradingや、ボーナスの手厚いVantage Trading、平均スプレッドを全通貨ペアで公開しているTitanFXも比較しましょう。全体のランキングは海外FXおすすめランキングをご覧ください。

Fintrix Marketsがおすすめな人・向かない人

おすすめな人

  • ゴールドを低コストで取引したい人
  • 出金スピードを重視する人
  • 経営陣や取引実績を公開している業者を選びたい人
  • 仮想通貨(USDT・USDC)で入出金したい人

向かない人

  • 日本語のサポートが必要な人
  • 円口座や国内銀行送金で入出金したい人
  • TradingViewやVPSを使いたい人

よくある質問

Fintrix Marketsは日本人でも使えますか?

利用制限国に日本は含まれていません。ただし日本語サイトや日本語サポート、円口座はないため、英語で手続きを行い、米ドルなどの口座で取引します。

Fintrix MarketsとAksys Globalは同じ会社ですか?

同じ会社です。2022年創業のAksys Global Marketsが2025年に買収され、Fintrix Marketsに改称しました。

ボーナスはありますか?

10%の入金ボーナス(上限2,000ドル)と、取引量に応じて入金額と同じ額の現金を受け取れる100%キャッシュリワードがあります。対象国は公表されていないため、事前にサポートで確認しましょう。

どの口座タイプがおすすめですか?

ゴールドやユーロドル中心ならゼロ口座、ボーナスを使いたい場合やドル円中心ならスタンダード口座がおすすめです。少額で試したい場合はセント口座が向いています。

スキャルピングやEAは使えますか?

MT4・MT5でEAを利用でき、ゼロ口座はスキャルピング向けとされています。高頻度の自動売買を行う場合は、事前にサポートへ確認しておくと安心です。

出金にはどれくらい時間がかかりますか?

2026年9月は、出金の79.9%が1時間以内に完了しています。仮想通貨や電子ウォレットは即時、海外銀行送金は3〜5営業日が目安です。

Fintrix Marketsの利益に税金はかかりますか?

海外FXの利益は雑所得として総合課税の対象になり、一定額を超えると確定申告が必要です。キャッシュリワードも課税の対象になる場合があります。国内FXの申告分離課税(20.315%)とは扱いが異なるため、詳しくは国税庁の資料を確認し、必要に応じて税理士に相談してください。

まとめ

Fintrix Marketsは、ペッパーストーンの元幹部が率いる新しい海外FX業者です。出金スピードや約定速度を毎月数字で公開しており、ゼロ口座のゴールドは平均10.7セントと低コストです。入金ボーナスや現金のキャッシュリワードも用意されています。

一方で、日本語には対応しておらず、円口座もありません。英語での手続きに抵抗がなく、ゴールドを中心に低コストで取引したい人には、試してみる価値のある業者です。

出典

佐伯 健太

執筆

佐伯 健太

海外FX業者レビュー担当

国内FXと海外FXの両方で10年以上トレードを続けています。海外FX業者のレビューを担当し、XMTrading・HFM・TitanFXなどの口座タイプやスプレッド、レバレッジ、ゼロカットの条件を調べ、実際に口座を使いながら比較記事にまとめています。

プロフィールと記事一覧 →