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海外FXに仮想通貨で入金・出金する方法|送金手順と使える取引所、業者別の対応【2026年版】

最終更新:2026年10月20日公開:2026年10月20日執筆:小野寺 彩

スマホのウォレットからノートパソコンのチャートへ、コインが紙飛行機に乗って運ばれるイラスト
目次

2026年の規制で銀行送金の先行きが見えにくくなり、仮想通貨(暗号資産)での入出金を使うトレーダーが増えています。銀行を通さないため規制の影響を受けにくく、反映も早いのが魅力です。

一方で、送金先やネットワークを間違えると資金が戻らないこともあります。この記事では、15年以上トレードを続けてきた私たちが、仮想通貨で入金・出金する手順と、送金ミスを防ぐコツをまとめました。情報は2026年10月時点のものです。

仮想通貨で入出金するメリット

  • 規制の影響を受けにくい:2026年の規制の対象は、銀行送金を仲介する収納代行業者です。仮想通貨の送金は収納代行を使わないため、今回の規制の影響を直接は受けません
  • 反映が早い:多くの業者で、入金は即時〜1時間ほどで反映されます
  • 手数料が安い:業者側の手数料は無料のところが多く、かかるのは送金のネットワーク手数料が中心です
  • 利益も出金しやすい:利益分を仮想通貨で出金できる業者が多く、銀行口座の凍結を心配せずに済みます

仮想通貨入金の主なルート

ルート 流れ ポイント
① 国内取引所から直接送る 国内取引所で通貨を買う → FX業者の入金アドレスへ送る 手順がシンプル。取引所の「送付先リスト」に業者が載っている必要がある
② 海外取引所を経由する 国内取引所でXRPなどを買う → 海外取引所でUSDTに交換 → FX業者へ送る USDTで入金できる。経由できる海外取引所が減っている
③ 個人ウォレットを経由する 国内取引所 → 自分のウォレット → FX業者 取引所の口座が制限されたという報告もあり、おすすめしにくい

国内取引所の「送付先リスト」を確認する

国内の暗号資産取引所では、トラベルルールにより、送金のたびに受取人が自分かどうか、受け取る事業者の名前を入力します。送れる事業者は取引所ごとのリストで決まっていて、リストにない業者には送れないことがあります。送金の前に、使う取引所のリストにFX業者や経由する海外取引所が載っているか確認しましょう。

海外取引所の日本撤退に注意

海外取引所を経由するルートは、ここ1年で使える取引所が減っています。Bybitは2025年12月に日本向けサービスの終了を発表し、Bitgetも2026年8月に日本居住者の新規登録を停止しました。Bitgetは2026年11月1日から決済のみのモードになる予定です。経由先を選ぶときは、日本居住者向けのサービスを続けているかを必ず確認しましょう。

送金に使う通貨とネットワークの選び方

XRP:安く早く送れる

XRPは送金手数料がごくわずかで、数秒〜数分で届くため、国内取引所からの送金によく使われます。送るときは、アドレスに加えて「宛先タグ(デスティネーションタグ)」の入力が必要です。タグを忘れると、着金の確認に時間がかかったり、戻すのに手数料がかかったりします。

USDT・USDC:価格が動きにくい

USDTやUSDCは米ドルと価格が連動するステーブルコインで、送金中の値動きを気にせずに済みます。ただし国内の取引所ではUSDTを扱っておらず、USDCを扱うのもSBI VCトレードなど一部に限られます。USDTで入金したい場合は、海外取引所でXRPなどから交換するのが一般的です。

USDTは同じ通貨でも複数のネットワークで送れ、手数料が大きく違います。

ネットワーク 送金手数料の目安 ポイント
BEP20(BNB Chain) 安い(数十円程度) 手数料が最も安い部類
TRC20(Tron) やや安い(百数十円〜) 対応する業者が多い
ERC20(Ethereum) 高め(数百円〜) 混雑時はさらに高くなる

手数料の目安は取引所や時期で変わります。送る側と受け取る側で、ネットワークが一致していることを必ず確認しましょう。

BTC・ETH:多くの業者が対応

ビットコインやイーサリアムは、ほとんどの業者が対応しています。ただし送金手数料が高めで、着金までに時間がかかることもあります。業者側で円やドルに換える際に、為替のスプレッドがかかる点にも注意しましょう。

仮想通貨で入金する手順

  1. 国内の暗号資産取引所で口座を開く:本人確認を済ませておきます。GMOコインのように、暗号資産の送付手数料が無料の取引所もあります
  2. 日本円を入金して、送金に使う通貨を買う:XRPなど、送り先の業者が対応している通貨を選びます
  3. FX業者の会員ページで入金アドレスを確認する:入金方法で仮想通貨を選び、通貨とネットワーク、アドレス、必要ならタグを表示します
  4. 少額でテスト送金する:最初は少額だけ送り、口座に反映されるか確認します
  5. 残りを送金する:アドレスやタグはコピー&ペーストで入力し、前後の数文字が一致しているか確認します
  6. 着金を確認する:反映までの時間は業者や通貨によって違います。届かないときは、送金のトランザクションID(TxID)を控えてサポートに連絡しましょう

仮想通貨で出金する手順と注意点

出金は、会員ページで仮想通貨を選び、受け取る通貨とネットワーク、自分の取引所の入金アドレスを入力して申請します。取引所に届いたら、日本円に換えて銀行口座に出金できます。

  • 入金と同じ方法で出金するのが基本:多くの業者は、まず入金に使った方法で元本を戻し、利益はほかの方法でも出金できるルールです
  • 受け取る取引所が対応する通貨か確認する:国内取引所はUSDTを受け取れないため、出金する通貨は受け取る取引所に合わせて選びます
  • 業者の確認に時間がかかることがある:出金は手動で確認する業者が多く、平日のみの処理や最大48時間ほどかかる場合もあります

業者別の仮想通貨入出金の対応(2026年10月時点)

業者 主な対応通貨 ポイント
XMTrading BTC・ETH・USDTなど 入金は約1万円相当から、約1時間で反映。利益分も仮想通貨で出金できる
HFM 仮想通貨(会員ページで選択) 入金は30ドルから即時反映。出金は平日に24時間以内で処理。Binance Payにも対応
Vantage USDTなど 入金は即時・無料。メンテナンスで出金が一時停止される時期もあるため、お知らせを確認
IC Markets BTC・ETH・USDC・USDT 入金は即時、手数料無料。出金時はウォレットの確認を求められることがある
TitanFX BTC・USDT・ETH・XRP・XLM XRPで直接入金できる。出金は最大48時間ほどの確認あり
Axon Markets BTC・ETH・USDT 入金は10〜30分で反映。出金は24時間以内、50ドルから
Fintrix Markets USDT・USDC 入金は即時・手数料無料

今回紹介している7社は、いずれも仮想通貨での入金に対応しています。対応する通貨やネットワークは変わることがあるため、送金の前に会員ページで最新の情報を確認しましょう。

送金ミスを防ぐためのチェックリスト

  • 通貨とネットワークは、送る側と受け取る側で一致しているか
  • XRPやXLMを送るとき、宛先タグ(メモ)を入力したか
  • アドレスはコピー&ペーストで入力し、前後の数文字を確認したか
  • 初めての送金先には、少額でテスト送金したか
  • 送金手数料と、着金までの値動きを考えて金額を決めたか

ブロックチェーン上の送金は、一度送ると基本的に取り消せません。特に初めての送金先では、少額でのテストを習慣にしておきましょう。

2026年の規制との関係

2026年6月に施行された改正資金決済法の対象は、銀行送金を仲介する収納代行業者です。仮想通貨での入出金は収納代行を使わないため、規制の影響を直接は受けません。

ただし、海外取引所の日本撤退が続いていることや、2026年7月に暗号資産を金融商品取引法の対象にする法改正が成立したことなど、仮想通貨の送金ルートも少しずつ変わっています。銀行送金と仮想通貨の両方を使えるようにしておくと、どちらかが使えなくなっても安心です。規制の詳しい内容は海外FXは2026年の規制で出金できなくなる?、銀行口座の注意点は海外FXで銀行口座は凍結される?で解説しています。

仮想通貨入出金と税金

日本円で買った仮想通貨をそのまま送るだけなら、基本的に利益は出ません。ただし、値上がりした仮想通貨を送ったり、ほかの仮想通貨に交換したりすると、その時点で損益が発生します。出金で受け取った仮想通貨を円に換えたときも同じです。

仮想通貨の利益は、海外FXの利益と同じ雑所得として総合課税の対象になります。取引所の取引履歴は必ず保存しておきましょう。詳しくは海外FXの税金ガイドをご覧ください。

よくある質問

国内取引所からFX業者に直接送れますか?

取引所の送付先リストにFX業者が載っていれば送れます。リストは取引所ごとに違い、変わることもあるので、送金の前に確認しましょう。

仮想通貨で入金して、銀行送金で出金できますか?

業者によって違います。元本は入金と同じ方法で戻すのが基本ですが、利益分はほかの方法で出金できる業者が多くあります。

送金先やネットワークを間違えたらどうなりますか?

基本的に取り消せません。取引所や業者のサポートに相談すると戻せる場合もありますが、手数料がかかったり、戻らなかったりします。

仮想通貨での入金にボーナスはつきますか?

対象になるかは業者やキャンペーンによって違います。入金する前にボーナスの条件を確認しておきましょう。各社のボーナスは海外FXボーナス比較でまとめています。

まとめ

仮想通貨での入出金は、2026年の規制の影響を受けにくく、反映も早い、これからの入出金ルートの本命です。国内取引所の送付先リストを確認し、通貨とネットワークを合わせ、最初は少額でテストする。この3つを守れば、仮想通貨の入出金はそれほど難しくありません。入出金の方法も含めて業者を比べたい人は、海外FXおすすめランキングを参考にしてください。

小野寺 彩

執筆

小野寺 彩

入出金・ボーナス担当

入出金とボーナスの情報を担当。仮想通貨での入金方法や銀行口座の注意点、各社の口座開設ボーナス・入金ボーナスの条件を調べ、最新の情報をお届けしています。

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